自分の新投資スタイルを確定していく 〜後編〜
今週の更新〜。
先週、PCでブログ見るといい感じになるようにちょっと編集してみた。
(記事数が増えてきて自分が振り返りたい時にすぐに見つけられるようにしただけだが...。)
テメェ、大学の専攻コンピュータサイエンスやろ、今更かよ。というのはなしで。
どっちにしろ、大学・大学院でHTMLなんかやらんしw
2週前に自分の投資スタイルを確定していく内容の更新をしたが、あとで見直してみると、買い付けルール的なものを書き忘れていたことに気づいたので、先週の更新を前編とし、今週の更新を後編として、書き忘れ分を追記する。
自分の新投資スタイルを確定していく 〜前編〜 - ガチホ〇撲滅教
ようやく先月末に買った四季報を読破した。恐らく、発売されてから読破までの日数は最短だと思われる。(約1ヶ月)
読破結果、1社だけ指標があまりにも異常な(いい意味で)会社がありその会社から調べていくことにした。ただこの会社1つだけデメリットがあり、流動性が非常に悪く買い付ける自信がないw。
現時点での全財産こいつにつぎ込もかなってぐらいのダントツ感はあった。
最近、実力がついてきたと思うことは、最初に四季報を買って読んだ4年前よりも、明らかに四季報読破の時間が短縮されてる。
なんとなく、株全体の性質がわかってきた証拠。昔よりも木も見て森も見ることが出来るようになった。
最近思ったのが、四季報って年に4回出るんやが、そのうちの2回だけ四季報を買い、指標的に最も良い1社を買うのはどうだろうか?
今後の投資スタイル
今年の最初からずっと言っているように投資軸を長期投資にしたく、インカムゲインを目的とした高配当投資を行っていたのだが、この手法思った以上に難しく挫折した。
インカムゲイン投資、儲かってる実感が湧かないとか儲かる速度が遅いとかそうゆうデメリットもあるが、自分がこの投資法に合わなかったのはそうゆうところではなく、考えれば考えるほど、どの銘柄を選べば良いのかが全く分からなくなってしまった。そのため、インカムゲイン投資で成功している方は、恐らくかなり投資センスある。
うまく銘柄を選べば良いのだろうが、高配当投資で買うべき銘柄が全くわからなくなったため挫折した。
ある意味狙うべき銘柄はわかるのだが、その銘柄が配当面以外の指標から見た際に割安ではないので現時点で買いタイミングの銘柄が少ないと思ったからである。
あと、様々な銘柄でシミュレーションしてわかったことなのだが、結局インカムゲインを目的とした投資であっても、キャピタルゲインの利益の方が大きいと思う。(これ重要。)
というか、自分今までキャピタルゲインを目的とした投資を行ってきたんだからキャピタルメインでええやんということでキャピタルメインの投資にすることにした。
すでに現時点で、KDDIとかインカム狙いの銘柄売っちゃってるし...。
インカムゲインに関してはおまけ程度に考えといて、社会人初期は奨学金返済に使う。
具体的には、しばらくは含み資産株を中心としたバリュー株を狙っていく。
マクロ面からみた判断
あまり、マクロ分析は得意では無いがあまりにも現状が、バリュー株に追い風な雰囲気だと感じたので、バリュー株を取り巻く状況をマクロ的に判断する。
・好景気が長く続くことにより、企業の内部留保が過去最高水準に達している。
・日本企業は株主還元の政策が弱く、そういった意味でも内部留保を配当還元、自社株買いといった米国のような還元政策ではなく、内部留保をM&Aに使うのではないか?と考えている。
・東京オリンピックなどを控え、都心に土地を持っている企業の不動産含み益が増加傾向にある一方で、そういった企業の株価は低迷したままである。
・日本企業が買収防衛策としてよく利用している持ち合い株が以前ほどの強制力を失っており、買収防衛力が弱まっている会社がちらほら見受けられる。
このようなマクロ観点から、含み資産を持った企業に対して、M&Aが起こりやすくなっているのではないか?と考えている。
最低限の買いルール
あらかじめ、企業分析をしておいた企業が安くなったら買い。
企業分析をした時点で買い判断が出た&既に安ければ買い。
最近読んだ本で、「買い集め中の銘柄や保有銘柄をさらすべからず。」という記述があったので、今後そうゆうポジトーク的なものは控えようかと思った。
しかし、最近いい兆しが見え始めていて、ネット上に自分のPFを晒すことによりなんとなくの売買が極端に減ったため、以前よりも確信を持って投資をする事が出来るようになったのはいい事だと思う。
あとは、下手な取引が異常に減った。今まで取引し過ぎてたね。
結局、基本的に全部事後報告することにした。買う前に雑念が生まれそうなので...。
最低限の買いルールを決めて、さらに新しいタスクが生まれるのだが、安くなった時に買いたいリストの作成が必要であるので、現在これを作成中。
リスク管理ルール
まず、キャッシュを毎月長期投資用口座に定額入金する。
マクロ的な指標を見て相場自体の割安度からPFのリスク管理を行う。
具体的には、日経平均株価のPBR、日経平均信用評価損益率、日経平均裁定残、VIX指数等からリスク管理を行う。(おそらく、この辺がかなりセンス求められるところやと思うが...。)
マクロ経済系の知識は、全部独学やからそんなに得意じゃないんよなぁ...。
そういえば、以前から再三とブログで、リスクリスクと言っているが僕のいうリスク管理とは、
・PF全体の推定ボラティリティ (個別リスクに対応)
・CP(Cash Position)比率 (市場リスクに対応)
大雑把にこの2つです。
買いタイミングルール
買い付けリストの銘柄が安くなった時を買いタイミングとする。
あるいは、2ヶ月買い増しをしない状況が続くと、買い付けリスト内かPF内で最も割安な銘柄を購入する。
様々な人の意見から、資金が少ない間(1000万円以下)は分散投資をすると、かえってパフォーマンスが落ちると書いてあったことから、出来るだけ集中投資をしていこうと考えている。
そのため、PF内の銘柄を買い増ししていきたいので、PF内でもっとも割安な銘柄に追加投資をしていきたい。
さらに、銘柄を減らすということは1銘柄あたりの保有比率が必然的に上がることになるので、その銘柄となら心中できるというレベルの銘柄を、今後買っていきたい。
今後の目標
現時点では、キャッシュフローの創造ではなく、資産の最大化を目的として投資していく。
キャッシュフローの創造は、今年はアルバイト、来年以降は本業であるサラリーマンで満たせるので、株でわざわざキャッシュフローを作る必要性はないと考えた。
そのため、配当利回りがどうとかはほぼ気にせず投資していくつもり。(三菱商事は別だが...。笑)
高配当投資は、キャッシュフローの創造が簡単に出来る投資手法なので、億り人とかが配当利回り3%で(税引き後)、300(万円/年)をもらう分にはいいのではないかと思った。
要は、株式投資の出口戦略って感じかな。億り人に近づくほどPF内の高配当銘柄の比率を上げるなど。
そして最近、以前よりも強く思うのが、簿記の知識が欲しい。
簿記ができるから株で儲かる。というわけではないと思うんやが、簿記が出来るメリットは株で損する可能性を減らせることだと思う。
そのため、減らさない運用をしていくなら簿記は必須だと考えた。
以前の半年間、高配当投資をしていたのも元本を減らさないためだったし、やはりバリュー株と高配当投資の親和性は良い。
今後、僕の中での高配当投資の位置付けとしては、アクティブ運用で稼いだ額の半分を高配当銘柄に変えて配当金という利益確定を行い、残り半分をアクティブ運用の運用金として追加投資していこうかなと考えている。(全額をアクティブ運用に回す未来しか見えないが...。)
簿記をとることよりも、簿記の勉強をすることが目的やから参考書だけ買っといてめっちゃ読み込んで就職してからとってみよかな。