ガチホ〇撲滅教

人の行く裏に道あり花の山

ブログ方針と自分の投資歴について

今更感はあるが、一応このブログの基本方針みたいなものを書く。

今年の12月に株のオフ会に参加することになったので、そこでも自分の経歴をすらすらといえるようにここでまとめとく。

自分のブログも紹介してコメントもらいたいし、それも目当てで。

 

*文字数が1万字を超えているので、読む方は注意してください。

 

 

ブログの方針

自己紹介 (2019年10月時点)

投資経験としては、「日本株中期投資」「FXデイトレ」「仮想通貨取引」をメインに行ってきています。

 

今は、ほぼ日本株一本で勝負して、これからも株式投資をメインに投資活動を行っていく予定です。

 

投資の知識としては、「インデックス投資」「外国ETF」「外国株投資」「不動産賃貸業」「ソーシャルレンディング」「投資信託」「REIT」「国債及び政策金利」「社債」を勉強したことがあり、この辺に関しては、ある程度基礎的な部分は話せると思います。(ですが、詳しくはないです。)

将来的には、上にあげた金融商品も買う予定ありです。

 

自分は、2015年12月から20歳になったという事で株式投資・FXから始めました。勉強自体は、その半年ぐらい前から行っています。

ということで、現時点でほぼ4年弱ぐらいの投資歴。

 

ちなみに、自分が株式投資で+50%以上を取れた代表銘柄は、日本マクドナルドSony、ユニゾHD。(大型株多い...。)

それ以外にも微益だったのは、連続増配株としてシーゲル流投資家に有名なプラップジャパンを買ったり、ジャパンミートIPOに参加したり、みずほでデイトレしてたりしてました。

 

自分が株始めたきっかけは以下の記事

株について、もっとしっかり語りたいんよなぁ...。もっと精進せねば...。

seiyafield.hateblo.jp

 

アベノミクス相場の後に参入したことから、上昇相場ばかりを見てきて育ったので、基本的にリスク資産のポジション比率は常にフルポジである事が多かったです。

 

自分はそもそも投資始めた時から、マクロ経済の分析が苦手なのでマクロ経済の分析は賢い人に任せようと考えています。

ただ、投資の出口戦略として資産が数千万円を超えてくると、資産の上手な切り崩しのために「シーゲル流投資法」を混ぜていく可能性があるので、将来的に資産が大きくなってくれば外国株も買う予定があります。

そのため、為替リスクに対応できるように、マクロ指標に敏感な為替関しては常に知識をブラッシュアップし続けてはいるつもりです。

(株メインの今ですら、ごく稀にFXしてるし)

  

ブログの目的

このブログは、自分が今までインプットしてきた知識等をアウトプットすることで、投資スキルをブラッシュアップしていくことが目的です。

過去記事に、プログラミングや学問的な話もしてますが、今後は、ほぼ株関連のみの更新になると思います。

 

読者の方へ

このブログは、読者の方が最低限、自分程度の投資レベルはあるという前提で書いているので、初心者向けではなく、恐らく、中級者向けの内容になっています。

(自分の投資レベルを中級者レベルというのはおこがましいですが、少なくとも初心者レベルは脱したと思っています。)

 

なので、自分よりもレベルの高い上級者の方にこのブログを紹介してコメントをいただきたいというのが正直なところです。

 

ブログで更新していく内容

・PF考察 (いつかやめるかも笑)

・銘柄分析 (これをメインにしていきたい)

・自分の市況感 (素人の妄想ですが...。)

・目標進捗状況 (気まぐれで載せることにします)

 

今までの投資歴

2015年: 投資知識のインプット時期

6月~11月: 株式投資を始める事を決心し勉強する

当時やたらと、株は「下がったところで買って上がったところで売る。」という言葉しか投資については知らなかったが、アベノミクス相場後期でかつチャイナショックを見て、「あれ?今下がってね?株始めようかなぁ。」と漠然と思っており、種銭ためて始めよう。と決心した時期。

 

12月: 株式投資を始める

当時、大学2回生の一番忙しい時期かつ全然お金がなかったので、この年はとりあえず種銭をつくることのみを目標として、とりあえず2015年は、アルバイトで100万円稼いで30万円を貯金した。

 

2016年: BrexitPokemon Goで微益

1月: マクドナルド 「不祥事は買い」戦略

今にして思うと、12月決算・配当優待権利落ちアベノミクス後期、チャイナショックの後という惨憺たるマクロ悪化の後かつ

マクドナルドの相次ぐ不祥事でかなり痛んだ財務になっていたが、当時の自分はそこまでよくわからず取引していたので、何も考えず、迷わず購入。

(たぶんちょっと前の状況でいうと、吉野屋株を買う感覚かな?)

今、思うと当時の2月ぐらいに出た決算をもし読めていたら売っていたかもしれない。

 

当時の日本マクドナルド H28 12月決算短信(2月公表)

https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/26/20170206/140120170206492082.pdf

 

自分は、高校生の時から結構マクドのヘビーユーザーだったので、安く優待手に入るなぁ。とか思いながら無心で買っていた。

しかも、Twitterで異物混入画像とか流れてたけど自分が今まで食ってきた中で異物が入ってることなんか1度もなかったから、その情報ほんまかよ?合成ちゃうん?って思いながら眺めてた。

あと、30万円で始めたので単元が25万円ぐらいでギリギリ買えるレベルだったので2500円台で100株購入。

おばあちゃんもたぶん自分が買った少し前の2015年12月ぐらいにマクド買っていておばあちゃんは、マクドいかんから優待をくれるんやけど、2015年の12月分の優待は、おばあちゃんの分だけやったけど、2016年6月の優待権利分は自分の優待もあって、おばあちゃんの優待もあって、その後かなりマクド行った記憶がある笑

 

2月~5月: 主にFXの少額取引で遊んでいた

とりあえず、マクドを買った後はPERとかPBRとかチャートのテクニカル分析とかの株とトレードの基礎を学んで、トレダビとか、FXでポチポチして遊んでいた。全くこのころはお試し期間とかみたいな感じで、ほとんど取引はせず過去の事例の検証とか投資哲学的なことを学んでいた。

スタイルだけは決めていて、大暴落した株をおもっくそ拾ったんねん。というスタイルとだけ決めていた。

 

6月: Brexit投票前後でのFX取引と株式投資

6月中旬は、一旦マクドを売却してFXのスキャルに挑戦した。

Brexitの投票日(確か、日本時間で2016年6月24日の午前中ぐらい)は、スキャルピングで、殺人通貨として有名なポンド/円をメインに1日で資産-10%~+46%ぐらいをうろうろしていた。

今思うと、1日でこのボラって凄いことしてたなぁ笑

しかもFXは、デフォルトの口座開設で最大レバ25倍の信用取引が出来るので人によってはとんでもないボラだと思う。

当時、JRで人身事故が多かったのってもしかして...。思い込みすぎか。

 

結局、この日のFX取引は資産+20%強でおしまいにし、休憩。土日で作戦を考えたが、今後ポンド円がどっちに行くかわからず、FXの取引はこれ以降難しいと判断したので、また株式投資に戻ってきた。

 

Brexit国民投票の日が、日本時間で6月24日(金)で、6月決算のマクドは、権利確定日がギリギリ週明けの6月27日(月)だったので、優待貰うためにマクドを買いなおした。

あとは、FXの利益分を何に投資しようか考えていたら、少し前に友達とタカラトミーアプリ開発の話で盛り上がり、かつ縁起が良さそうだったので、770円台で100株購入。

  

当時は理論なんて無視で、死ぬほど雰囲気で株をしてたのでめちゃくちゃ恥ずかしい...。(まぁ、今も雰囲気で株してるけど...。)

 

7月: マクドナルドを売却・sonyを購入

「いつマクドの優待来るんやろなウェ~イ」って思ってたら、マクドポケモンgoのスポンサーになったというニュースで、マクド株が確か10%ぐらい?その日だけで急騰して、別に業績に関係なさそうやのに急騰したので3600円台で利益確定。

 

そのあとは、5月ぐらいからSonyが2015-2016年の業績を発表する決算でPLが黒字化したことを確認しており、もともとかなりリストラしているというのは聞いていたからその効果かなぁと思っていた。

そしたら、7月末に以下の決算が出て、前年同期比74%の減益という明らかに悪い決算が出たんだが、なぜかチャート見たら上がってたこと、

「これは何か、謎の力が働いているに違いない。」という事で、1週ほど前に売却したマクドナルドの単元とほぼ値段が同じであったことも追い風になりSonyを3200円台で購入。

 

当時出たSonyの決算内容 H29 1Q決算短信 (7月公表)

https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/61/20160729/140120160729462327.pdf

 

9月: タカラトミーを売却・ビットコインを購入

タカラトミー買って上がったはよかったけど、次に起爆剤になりそうな材料が全然出てくる気配なかったので、どうしようか迷っていた頃と同時期ぐらいに、ビットコインと出会う。

8月にタイに行く前に、どうゆういきさつか忘れたけど、ビットコインの存在をネットで知った。東京オリンピック銘柄でOKIとかを調べてた時にも出てきた気がするけど。

技術が自分の専攻である情報系の技術だったので非常に興味を持って調べていたところ、その後にたまたまテレビで「サトシナカモト」と「ブロックチェーン」と「ビットコイン」についての特集がやっていた。

 

さらに、9月に小中学校の友達からネットビジネスのMLMに誘われたときに、面白半分でセミナーに行ってきたところで、その友達のメンターみたいな人と話す機会があり、「僕、株式投資とFXやってるんですよ。」と言ったら、「そうなんか、俺は日経平均先物ビットコイン持ってるんやけど知ってる?」みたいな話になったときに、人生で初めてビットコインを持ってる人に遭遇し、ビットフライヤーで購入できることを知り、適当に3ビットコインを買ってみた。てか、今思うと日経平均先物wって感じやけど。

なので、2016年8月に初めてビットコインを知ってから9月末までにビットコインというワードを別々の場所で5回ぐらい聞いたが、当時、誰も友達で知っている人いなかったので、株を買ったとかの情報は共有してる人がいたけど、ビットコイン買って損失出したら恥ずかしかったので、こっそり買っていた。

 

2017年: 仮想通貨取引とSonyで爆益

1月: ビットコインを売却!!!!!?????

確か、2017年の年初に中国人民元が暴落して、中国政府が自国民が中国元を外貨にかえられないように規制をかけたおかげで、逆にその資金がまるまるビットコインをはじめとする仮想通貨に流れ、前日ぐらいまで確か9万円台?だったビットコインが13万円ぐらいまで上がってるのを見て

「は???何があったん???」と思いながらも、とりあえず、ほぼダブルバガーの12万円台で利益確定した。

今、ビットコインのチャート調べたら当時高値は11万円台ぐらいになってるんだが、これおそらく取引所によって変わる値だと思われる。当時、仮想通貨のアービトラージとかも流行ったぐらい、取引所によって同じ仮想通貨でも値段が違ったりしていたので。

これが自分の人生で一番の愚行だと思ってる。まさか、この後240万円/1BTCまで上昇するなんか夢にも思ってなかったwwwww

これ、冗談抜きでめちゃめちゃ悔しい!!! 

 

確か、2017年って仮想通貨元年みたいな感じでもてはやされ始めた時期なんよな。

 

その後もこの年はかなり仮想通貨のトレードをメインに行っていた。

そのため、この年は株から少し離れる。

 

5月: 研究室の友人にアルトコインを教わる

研究室の友人がXRPを3円台で購入していた?(記憶があいまい)話を聞いて、もともと自分はBTCの取引もしていたことから、ETH、XRPのすばらしさを知り、購入やトレードで遊んでいた。

この時期は投資家ではなく自分は、投機家になっていることは分かっていたが、それでもいいと思いながら投機していた。

 

12月: Sonyを売却

Sony、最初はよくわからんまま「リストラは買い」という事で購入したが、購入後に半導体事業のスマホのカメラに使われるイメージセンサが中国で市場を伸ばす大口顧客のファーウェイを味方につけ、非常に好調、さらに、東芝がポシャったときに、東芝が事業売却をしたイメージセンサ事業を安く買えたことから規模の経済性を活かすことが出来た半導体関連投資の成功。

さらに、現在の稼ぎ頭であるPS4の事業のサブスクモデルに見られる高利益率化を達成することができ、成長を見届けたので満足する業績になった。

また、半導体事業がシクリカル事業であるので、そろそろ手放してもいいかなぁと思い売却。(この辺でも、まだまだ雰囲気で投資してた。)

 

今チャート見てもわかるように、当時5000円ぐらいのところでジャンピングしてる笑

正直、これ以上の展開は読めなかったので、現在がシクリカルのピークと勝手に判断し、当時はバリュエーションも割安状態かどうかが判定できなかったこと、利益出てるしえっかってことでジャンピング利益確定。

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また、当時は結構日経平均が強く、2018年の1月に24000円台を付けることになる。

 

2018年: 仮想通貨取引と高金利通貨で爆損

この年は、年間リターンが初めてマイナスになった年

この年は、何やっても負けてた笑

下の記事の今までの大きな失敗の2と3に該当する失敗をした。この年から中途半端についた知識を使い出して、そのせいで木を見て森を見ずの状況に陥り、損失を出すことが多いスランプの時期に入った。

投資知識を何も知らず優待目的で買っている人に投資信託が負けるみたいな感じだと思う。

 

seiyafield.hateblo.jp

 

1月~3月: 仮想通貨取引から撤退し、高金利外貨スワップ投資へ移行

仮想通貨取引を2016年9月から始めて、ちょくちょく買っていたが、最後の方に買っていたポジションが損切りラインを切ったので、仮想通貨の全ポジションを利益確定とともに損切り

ここで終わっていたらよかったんだが、下落が止まったと錯覚した場所で資産の半分ぐらいをもう一度突っ込み、さらに、当時持っていたコインチェックXEMハッキング事件から口座と取引が凍結され、その間に大暴落。結局、買いポジションが、-40%の下落をくらい全ポジションを損切り

年初から資産全体でみると20%程の大損失を食らった。損失額は、投資を始めてからこの記事を書いてるまでで一番大きい額となった。

仮想通貨取引自体は、トータルで見たら余裕でプラスではあるが、なかなかメンタル的にキツかった。

 

さすがに、ここで逆張り投資は危ないと判断し、仮想通貨取引からは撤退した。

仮想通貨の一番の欠点は理論値がよくわからないところにある。

 

この時期ぐらいから、学部時代の卒業論文が異常なほど忙しくて死にかけてたこともあり、投資期間を短期・中期から、中期・長期にシフトせねばならんなぁ。と漠然と考えていた。

そこで、色々と調べているうちに中期・長期投資は「高配当投資」がいいみたいな情報が入ってきたので、このあたりから今まで全然見ていなかった配当の指標を見始めるようになった。

(これまでは、冗談抜きで配当利回りとかガン無視で投資してたので、今にして思うと逆に凄いと思う。ちなみに、この時期まで配当利回りの計算式すら知らんレベルやった笑)

 

さらに、全ポジションがキャッシュになり、日経平均も見た感じ高そうだし、次は何に投資しようかと色々金融商品を調べていたところ、トルコリラ南アフリカランド政策金利7%とか8%とかゆうのを見て投資してみようかと考え、投資家界隈では有名なあの複利のグラフでシミュレーションをしてみた。

 

4月: 世界で一番この通りならないグラフの真実に気付く

トルコリラ南アフリカランドの高金利高インフレ通貨のスワップ投資をしていたのだが、高金利ということはインフレがすごいので、政策金利が変わらずともインフレが進めば進むほど(円高に進む。と同義)スワップ収入が小さくなるというトラップに気づいた。

金利通貨のスワップ金利を日本円に変える際に、円建て換算すると円の価値が高くなってしまっているので、1週間前よりも円に戻せる額が小さくなっていくという恐ろしい事実に気づき、すぐに「FX スワップ投資 デメリット」と調べたところ、同様の説明が載っており、この投資手法は失敗であることが判明し、撤退。

 

以降、社会人になったときのために長期投資の勉強を行うために、高配当投資の勉強を始める。

 

ちなみに、高利回り通貨のスワップ投資(FX)と高配当投資(株式投資)の違いを説明しておくと

・高利回り通貨は、チャートが右肩下がりになればなるほど(円高になるほど)利回りが落ちる。

・高配当投資は、チャートが右肩下がりになればなるほど(株安になるほど)利回りが上昇するので、似て全く非なるもの。

 

ここからしばらく、株を始めてから初めてポジションを持たない時期が続く。

この間は、論文誌投稿、研究室の教授の研究のパシリ、来年の就活向けての準備で、忙しい時期が続きインプットで精一杯の時期が続く。

 

12月: 日産自動車三菱商事を新規購入

この時期に、日経平均が大幅に下がったことから復活するなら今かなということで、久しぶりに参入。

これまでは、常にフルポジだったのだが、2回連続で大きな失敗を続けたため、キャッシュをかなり増やして取引していた。以下の記事でも当時のチキン具合がわかる笑

 

seiyafield.hateblo.jp

 

ゴーン氏の不祥事で大幅下落&高配当銘柄である日産自動車を拾った。

また、高配当銘柄でかつ、累進配当政策を実施している三菱商事を新規購入。 

 

2019年: 社会人向けの投資スタイルの確立

1月~2月: 特に大きな取引はなし

就活と学期末などなど、イベントが多くインプットに徹する。

実はこの時期に、三菱商事のリバウンドが良かったので少し売ってしまっている。

 

3月: 日産自動車を全売却 

この辺りからは、ほぼ完全にこのブログに記録を残してるので、そのまとめになる。

以下記事の「日産自動車から配当金が入金された」と、言っているように、日産自動車権利落ち日後に全売却。

かなり底で拾っていたこともあり、配当分とキャピタルで微益だった。

就活も終わり、この時期から今までよりかなり本格的に株の勉強をもう一度やり直す。

 

seiyafield.hateblo.jp

 

4月~5月: 高配当分散投資を実践 & この手法の難しさを知る

この時期は、高配当な銘柄を集めることに徹していた。

seiyafield.hateblo.jp

 

この時期は、高配当銘柄を分散投資する手法を実践していた。しかし、KDDIキャピタルゲインが、約2ヶ月で2400→2800ぐらい取れたので、やっぱりキャピタルの方が早くね?となる笑

 

この辺りで高配当銘柄を長期ではなく、配当目的の投資家の買い支えでサヤ抜きする「高配当アービトラージ」という手法も知る。

 

しかし、この高配当投資で稼ぐのは、意外とめちゃくちゃ難しいことが判明。

そもそも、今から考えたら当たり前やけど、配当金って

 

・どうせ配当金も再投資するのに、配当金を貰った時点の税金でパフォーマンス0.8倍になる。つまり、配当を貰うたびに複利の分のパフォーマンスが0.8倍ずつ減少していくので、そもそも株式投資で重要な複利を活かすという性質とマッチしていない。

・高配当銘柄は成熟企業が多いため、低成長銘柄が多く株価が上昇しづらい。

・高配当投資は減配が一番の天敵だが、他人よりも早く減配になるかどうかを予測するのが難しすぎる。この辺は、自分の会計の知識が、市場参加者よりも明らかに下である。自分が減配すると判断できるようになった時には、プロは既に売り切って株価下落している可能性が高い。

・バリュー株投資を勉強してから理解したが、配当金は株主資本から削って払われるので、純資産法で見た時、企業価値権利落ち日に高配当銘柄の方が大きく落ちてしまう。

 

さらに、市場には以前の三菱商事デリバティブ不正の時にニュースが公表される前の違和感のある値動きみたく

企業のインサイダー情報を持ってる大口も参加してるので、自分はババをひかされる可能性が高い。

 

6月: 投資スタイルをバリュー株投資に変えることを検討 & 不動産賃貸業の勉強を始める

この辺りで、また自分の投資スタイルに自信がなくなってきたので、そもそも投資スタイルに関する勉強を行っていた。

そこで、以前から気になってはいたバリュー株投資と不動産賃貸業の勉強を始める。

この時に不動産賃貸業の本を20冊ぐらい読んだので、今はある程度不動産賃貸業の基本的な話も出来る。

この時期に、今年最高のパフォーマンスを上げた、ユニゾHDを優待・配当・資産バリューの長期枠として新規購入。

 

7月: バリュー株投資へとスタイル変更

不動産賃貸業も銀行から借金を出来るという点が魅力的に感じたが、社会人になってから融資を引きやすくなってからでもよいかなぁ。

と考え学生の間は、株式投資を極めることを決意。

 

また、不動産賃貸業のネット利回りは、1~1.5(%/月)であるという事を知り、年利であらわすと、大体12~16(%/年)ぐらいになるとある程度本読んだ経験から判断した。

さらに、不動産賃貸業は、

・このネット利回りから修繕費用などの特別支出が発生し利回り低下があること。

・自分の名義で借入を行う「借入リスク」があること。

・自らの借金を家賃収入という形で居住者に払ってもらえること。(メリット)

 

 

それに対し、株式投資は、

・不動産賃貸業のネット利回りとはまた別の指標ではあるが、ROEで自分の投資資金に対しての利回りをある程度予測できること。

・企業が借入をしてるので、自分でレバレッジ取引、借入を行わずとも、投資先の企業がレバレッジ取引を行ってくれていること。

・不動産を素人である自分が買わずとも、優良不動産やそれを得るためのネットワークを保有している会社、さらに自分で投資用銀行から借金せずとも、バックにメガバンクが控えている「不動産株」を買えばよいのではないかということ。

 

これら様々な、Risk・Cost・Rewardのバランスを考えた結果、不動産を買うのではなく、REITや不動産株を買えばよいのではないかという事で、「ユニゾHD」を買い増しした。

同社は、

・2019年の実績ROEも11.9%で資金効率もよく、増資を連発してたことで株価指標も割安だった。

・HISが筆頭株主になっているという株価上昇のカタリスト持ち。

売上高営業利益率30%超え、営業キャッシュフローマージンも20%超えの高水準。

・不動産含み益だけで約2000億円以上あったにも関わらず時価総額600億円だった。

・東京駅八重洲ビルの一等地を保有しており、バックにみずほ銀行が控えていることから、自分で不動産に投資するよりは、利ザヤを稼いでくれるだろうと判断。

配当利回り+優待利回りが5~6%程あった。(ユニゾホテルの優待貰いたかったなぁ...。)

 

しかも、直前まで行っていた高配当投資法に若干引っ張られていたので、配当利回りが5%を超えている同社を特に迷わず買い増しした。

 

今まで投資手法についての勉強をそこまでまじめに考えて行うことがなかったので、この辺りから木と森を同時に見れるようになり始めて、株式投資が人生で一番楽しく感じる無双モードに突入。

 

この時期に更新した投資スタイルを確定内容

seiyafield.hateblo.jp

 

seiyafield.hateblo.jp

 

8月: 逆イールド発生による相場急落 ここで一気にポジショニング

8月の中旬でアメリカ国債の短期長期利回りが逆転する「逆イールドカーブ現象」が発生した。

この逆イールドは、過去のデータによると、1988年以降に3度、10年債と2年債の逆イールドが起こっているそうで、その1~2年後にリセッション(景気後退)が起こっている。

 

www.newsweekjapan.jp

 

しかし、この記事にあるように、逆イールドが発生した後にすぐに景気後退となるわけではなく、FRBが利下げを行うなどのカンフル剤注入を行うことで、リセッション前に最後にあがいて、打ち上げ花火を上げてからリセッション入りするらしい。

 

これらの情報から今のうちに買っておいてババ抜きしようと考え、今年はなかなか買い場がなかったが、今がチャンスという事で7月と比較してポジション比率を40%程上げる。

 

 7月末PF

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8月末PF

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9月: 権利確定月と米中貿易戦争延期による株価上昇

今思えば、シクリカル銘柄ここで売りはたいてもよかったなぁ。と思わなくもないが、リセッション前のカネ余り相場で値上がり見込めなくもないなぁ。と考え、ダラダラ持ち続けている。 

この月は、ユニバ以外の4銘柄から配当・優待の権利を取得。

 

10月: CP比率がほぼ0%へ

リセッション前に、トランプさんと阿部さん(日銀)が最後にカンフル剤をうってくることを期待してCPをほぼ全て株への買い付けにあてた。

ただ、今後予想されているリセッションを見越して、CP比率を年齢%まで上げようと考えている。

一番売る可能性として高いのは、保有銘柄で一番難しく、円高の影響を受けやすいと考えられるユニバーサルエンターテインメントを売却することでCP比率を上げようと考えている。

  

これからの展望

投資スタイルについて 

ここ2年間でもう一度基礎に立ち返り、企業の資産内容を読む能力と株主還元政策について以前よりも強化したので、市場でついてるpriceと企業の本質的なvalueの乖離値の収束を狙いに行く手法であるバリュー株投資を軸に戦っていくことに決めた。

今後は、バリュー株投資を軸に割安・小型成長株モメンタムバリュー株にも手を出そうと考えている。

 

実際に今分析している企業は、キャッシュリッチな小型成長株にあたる企業だと思っているので、バリュー株で得た知識を他の投資手法にも活かしていきたい。

 

好みの銘柄

基本的にビビりなので、財務状況が良好な銘柄が結構好き。

財閥グループなら多少、財務がパンチ効いてても、自分が親戚から金借りてるイメージなので買う事あり。(三菱商事三菱地所・ユニゾHD然り)

 

初心者の頃は、右も左もわからなかったので大型株をメインに売買してたが、これからは、投資に慣れてきたこと、社会人の給料パワーで投資で損失を出しても資産の損失をカバーできる能力が、今まで以上に高まることから、リスク・リターンが大きい小型株をメインにしていきたいと考えている。

 

実は秘策あり

本当はここに書きたいのだが、自分ならではの秘策もある。しかし、ネットにあげるべきネタでないようにも思われるので、半年後にこの内容だけをまとめてブログ更新しようと考えている。

 

リスク管理の方法

リスク管理の方法は、

・銘柄選び→個別リスクに対応

・CP比率→市場リスクに対応

・セクター分散→やりたいけど出来てない 笑

 

以上3つをメインに行っているが、バリュー株を選んでいる時点で個別リスクが非常に小さいので、CP比率のみで対応していこうと思っている。

セクター分散は、今月中には行わなければいけないと考えている。今のPFが若干シクリカル寄りなんよなぁ...。

恐らく、今月中に1or2銘柄入れ替える予定。

 

最後に一言

これからも、投資スキルを上げていく一環でこのブログを再開しました。

興味のある方、冷やかしたい方、アンチ、どなたでもウェルカムです。

今後、オフ会などで出会うであろう投資家の皆さま、よろしくお願い致します。

 

自分の新投資スタイルを確定していく 〜後編〜

今週の更新〜。

先週、PCでブログ見るといい感じになるようにちょっと編集してみた。

(記事数が増えてきて自分が振り返りたい時にすぐに見つけられるようにしただけだが...。)

テメェ、大学の専攻コンピュータサイエンスやろ、今更かよ。というのはなしで。

どっちにしろ、大学・大学院でHTMLなんかやらんしw

 

2週前に自分の投資スタイルを確定していく内容の更新をしたが、あとで見直してみると、買い付けルール的なものを書き忘れていたことに気づいたので、先週の更新を前編とし、今週の更新を後編として、書き忘れ分を追記する。

 

自分の新投資スタイルを確定していく 〜前編〜 - ガチホ〇撲滅教

 

ようやく先月末に買った四季報を読破した。恐らく、発売されてから読破までの日数は最短だと思われる。(約1ヶ月)

読破結果、1社だけ指標があまりにも異常な(いい意味で)会社がありその会社から調べていくことにした。ただこの会社1つだけデメリットがあり、流動性が非常に悪く買い付ける自信がないw。

現時点での全財産こいつにつぎ込もかなってぐらいのダントツ感はあった。

最近、実力がついてきたと思うことは、最初に四季報を買って読んだ4年前よりも、明らかに四季報読破の時間が短縮されてる。

なんとなく、株全体の性質がわかってきた証拠。昔よりも木も見て森も見ることが出来るようになった。

最近思ったのが、四季報って年に4回出るんやが、そのうちの2回だけ四季報を買い、指標的に最も良い1社を買うのはどうだろうか?

 

 

今後の投資スタイル

今年の最初からずっと言っているように投資軸を長期投資にしたく、インカムゲインを目的とした高配当投資を行っていたのだが、この手法思った以上に難しく挫折した。

インカムゲイン投資、儲かってる実感が湧かないとか儲かる速度が遅いとかそうゆうデメリットもあるが、自分がこの投資法に合わなかったのはそうゆうところではなく、考えれば考えるほど、どの銘柄を選べば良いのかが全く分からなくなってしまった。そのため、インカムゲイン投資で成功している方は、恐らくかなり投資センスある。

うまく銘柄を選べば良いのだろうが、高配当投資で買うべき銘柄が全くわからなくなったため挫折した。

 

ある意味狙うべき銘柄はわかるのだが、その銘柄が配当面以外の指標から見た際に割安ではないので現時点で買いタイミングの銘柄が少ないと思ったからである。

あと、様々な銘柄でシミュレーションしてわかったことなのだが、結局インカムゲインを目的とした投資であっても、キャピタルゲインの利益の方が大きいと思う。(これ重要。)

というか、自分今までキャピタルゲインを目的とした投資を行ってきたんだからキャピタルメインでええやんということでキャピタルメインの投資にすることにした。

すでに現時点で、KDDIとかインカム狙いの銘柄売っちゃってるし...。

 

インカムゲインに関してはおまけ程度に考えといて、社会人初期は奨学金返済に使う。

 

具体的には、しばらくは含み資産株を中心としたバリュー株を狙っていく。

 

マクロ面からみた判断

あまり、マクロ分析は得意では無いがあまりにも現状が、バリュー株に追い風な雰囲気だと感じたので、バリュー株を取り巻く状況をマクロ的に判断する。

 

・好景気が長く続くことにより、企業の内部留保が過去最高水準に達している。

 

・日本企業は株主還元の政策が弱く、そういった意味でも内部留保を配当還元、自社株買いといった米国のような還元政策ではなく、内部留保M&Aに使うのではないか?と考えている。

 

東京オリンピックなどを控え、都心に土地を持っている企業の不動産含み益が増加傾向にある一方で、そういった企業の株価は低迷したままである。

 

・日本企業が買収防衛策としてよく利用している持ち合い株が以前ほどの強制力を失っており、買収防衛力が弱まっている会社がちらほら見受けられる。

 

このようなマクロ観点から、含み資産を持った企業に対して、M&Aが起こりやすくなっているのではないか?と考えている。

 

最低限の買いルール

あらかじめ、企業分析をしておいた企業が安くなったら買い。

企業分析をした時点で買い判断が出た&既に安ければ買い。

最近読んだ本で、「買い集め中の銘柄や保有銘柄をさらすべからず。」という記述があったので、今後そうゆうポジトーク的なものは控えようかと思った。

しかし、最近いい兆しが見え始めていて、ネット上に自分のPFを晒すことによりなんとなくの売買が極端に減ったため、以前よりも確信を持って投資をする事が出来るようになったのはいい事だと思う。 

あとは、下手な取引が異常に減った。今まで取引し過ぎてたね。

 

結局、基本的に全部事後報告することにした。買う前に雑念が生まれそうなので...。

 

最低限の買いルールを決めて、さらに新しいタスクが生まれるのだが、安くなった時に買いたいリストの作成が必要であるので、現在これを作成中。

 

リスク管理ルール

まず、キャッシュを毎月長期投資用口座に定額入金する。

マクロ的な指標を見て相場自体の割安度からPFのリスク管理を行う。

具体的には、日経平均株価のPBR、日経平均信用評価損益率、日経平均裁定残、VIX指数等からリスク管理を行う。(おそらく、この辺がかなりセンス求められるところやと思うが...。)

マクロ経済系の知識は、全部独学やからそんなに得意じゃないんよなぁ...。

 

そういえば、以前から再三とブログで、リスクリスクと言っているが僕のいうリスク管理とは、

 

・PF全体の推定ボラティリティ (個別リスクに対応)

・CP(Cash Position)比率 (市場リスクに対応) 

 

大雑把にこの2つです。

 

買いタイミングルール

買い付けリストの銘柄が安くなった時を買いタイミングとする。

あるいは、2ヶ月買い増しをしない状況が続くと、買い付けリスト内かPF内で最も割安な銘柄を購入する。

様々な人の意見から、資金が少ない間(1000万円以下)は分散投資をすると、かえってパフォーマンスが落ちると書いてあったことから、出来るだけ集中投資をしていこうと考えている。

そのため、PF内の銘柄を買い増ししていきたいので、PF内でもっとも割安な銘柄に追加投資をしていきたい。

さらに、銘柄を減らすということは1銘柄あたりの保有比率が必然的に上がることになるので、その銘柄となら心中できるというレベルの銘柄を、今後買っていきたい。

 

今後の目標

現時点では、キャッシュフローの創造ではなく、資産の最大化を目的として投資していく。

キャッシュフローの創造は、今年はアルバイト、来年以降は本業であるサラリーマンで満たせるので、株でわざわざキャッシュフローを作る必要性はないと考えた。

そのため、配当利回りがどうとかはほぼ気にせず投資していくつもり。(三菱商事は別だが...。笑)

高配当投資は、キャッシュフローの創造が簡単に出来る投資手法なので、億り人とかが配当利回り3%で(税引き後)、300(万円/年)をもらう分にはいいのではないかと思った。

要は、株式投資の出口戦略って感じかな。億り人に近づくほどPF内の高配当銘柄の比率を上げるなど。

 

そして最近、以前よりも強く思うのが、簿記の知識が欲しい。

簿記ができるから株で儲かる。というわけではないと思うんやが、簿記が出来るメリットは株で損する可能性を減らせることだと思う。

そのため、減らさない運用をしていくなら簿記は必須だと考えた。

 

以前の半年間、高配当投資をしていたのも元本を減らさないためだったし、やはりバリュー株と高配当投資の親和性は良い。 

今後、僕の中での高配当投資の位置付けとしては、アクティブ運用で稼いだ額の半分を高配当銘柄に変えて配当金という利益確定を行い、残り半分をアクティブ運用の運用金として追加投資していこうかなと考えている。(全額をアクティブ運用に回す未来しか見えないが...。)

 

簿記をとることよりも、簿記の勉強をすることが目的やから参考書だけ買っといてめっちゃ読み込んで就職してからとってみよかな。

  

自分の新投資スタイルを確定していく 〜前編〜

*内容の半分以上が自分の備忘録。

 

4年前の19歳からいろんなものに投資(投機)してたけど

今の投資スタイルが社会人になってから同じように出来ない事に昨年気づき、昨年からは新しいスタイルを模索していた。

 

7月に入ったということは、2019年も半分終わり今年前半の反省をするにもちょうど良い時期なので、今年前半を振り返ってみる。

 

あと、今までの失敗経験、これからの生活スタイルから新スタイルに必要な手法のイメージが何となく出来上がってきたので、ある程度自分の投資スタイルを確定させるとともに投資ルールも決定する。今後はそれにある程度従って投資を行っていく事にする。

それを、今回の記事にまとめておいて半年後の年末に「実現できたか?」、「実際儲かったか?」、「社会人になっても続けられそうか?」という面から年末に再評価したい。

 

 

今年前半の反省点(備忘録)

思った以上にブログ更新が出来ていた件

昔の更新でブログ更新に関する目標を立てていたが、思った以上に更新できていた。(20週/26週 更新達成)

最近の内容は大した内容になっていないが...。

銘柄分析とか正直言うと1週間じゃ無理なんよな...。

とりあえず、習慣がついてきたこと自体を評価したいと思う。

ブログ更新に対するハードルが下がったことで、自分の考えをアウトプットする機会が増えて、自分の考えにより自信を持つことが出来るようになった。

さらに、自分の更新を後で見て客観的にみることができるメリットにも気づいた。

逆に言うと、自分の思考によりバイアスがかかっていることにもなるが、芯の部分は頑固であるべきだと思う。

 

seiyafield.hateblo.jp

  

下半期の目標(備忘録)

もう少しバイトを減らす 

上半期の半分ぐらいにすること。 

 

株を長期で保有することを目標とする

正確には、株を長期で保有することを目的とした銘柄をある程度持つ。

全部が全部こうゆう銘柄でなくても良いとは思う。

 

誰がカモなのかわからない時は、自分がカモである可能性が高い

インフルエンサー自体に、情弱から金を巻き上げるイメージがあり、もともと懐疑的に見ているのだが、最近インフルエンサーが言っている言葉で響いたものがあったので紹介する。

「会社に守られながら副業で攻めろ」

これ、俺が目指してるものを完全に言語化してくれて、いい表現だと思ったのでメモ。

 

文系の友人は、既に社会人になって1年以上たっており、国内で時価総額トップクラスの企業に行ったが、そんなところでも

「大企業の会社員なんて大半が頭腐ってる」と言っており、

若手会社員は、自分の利益、上司の利益、会社の利益の3人分の利益を稼ぐ必要があるとか何とかので、まぁ我慢ならんだろう。俺も去年、研究室に搾取されてたしな笑。

 

すごく言い方は悪いが、搾取するモノを持っている人、把握できている人・組織は強い。

 

2000万円問題で証券口座に登録する人が増えたそうだが、市場ではカモが自分になる可能性が高いので注意が必要だ。(かくいう自分にも当てはまるかもしれんが...笑)

 

自分もカモを持つ側の人間になりたい。 

 

自分に合ったスタイルは何なのか?

今までの失敗の共通項を探す

以前更新した、今までの失敗集。

seiyafield.hateblo.jp

 

正直、これだけ失敗しとって何をいうかという感じだが、失敗の数だけ経験値が積まれると思う。 

今までの投資で勝てたのは、分析が足りなくても地合いがどうにかしてくれるような、いわば早いもん勝ちみたいな状況だったと思われる。

しかし、これからはこんなイージーモードの相場が続くとは限らず、資産を守りながら増やす手法が必要であると感じた。

 

今までの失敗の共通項は、

・調査不足

 

・儲けたいという欲を優先し、マイナスリスクを把握してなかった。

 

・リスク許容度の管理が出来ていなかった。特に昔はポジポジ病だった。

 

1つ目は、衝動的に買うのがある意味いいこともあったので、プラスの意味もあり、マイナスの意味もある。

 

2つ目のことに気づいたのは最近で、特にマイナスのリスクを考えず欲を出したということが、大きな失敗につながったことがわかった。なので最近は、負の情報を綿密に調べるようにしている。

 

3つ目のことに関しては、これは以前からの課題でまだ解決していない。

特にこの3つ目のリスク許容度の管理(CP比率等)は、投資を始めた時からずっと悩んでおり、定期的にググっているのだがほぼ全くと言っていいほど参考になる情報がない。

ということは、もしかするとこれは正解のない、投資家の永遠の課題なのかもしれない。

 

しかし、これらのうち2つ目と3つ目を解決できる手法が存在した。

それが「バリュー株投資」だった。

基本的な戦略としては、時価総額と企業の真の価値の間の乖離値をとるという手法である。

 

この手法の良いところは、

・割安さを前提に買うので、売買タイミングへの依存度が他の投資法と比較して減少する。

・割安であるということは、安全性マージンが大きい銘柄を保有するということになるので、下落リスクが小さいことが多い。(2の問題に対する解決策)

・企業のPV(Present Value)を現在の状況から見るので、将来の成長性を予測する投資法よりも再現性がある。

(PVを測る方法でDCF法とか知ってるけど、あんなんで予測とか無理やw)

・株価の値上がりは、基本的にカタリストを待つ投資法であり、兼業の強みである「入金力」、「待つ余裕」が存分に活かせると考えたから。

・期待値が+の銘柄を持つことになるので、基本的にフルポジの人が多い。(3の問題に対する解決策)

 

デメリットは、

バリュートラップが多い。(株価が割安なまま、ずっと放置されること。)

・なんせ動きが鈍いので利益が出るまでが遅い。

 

上半期は、高配当投資を行ってきたが、この手法にはこの手法のデメリットがあることがわかった。

・長期投資でいくなら高配当投資がいいと思っていたのだが、結局、高配当投資の難しいところは、株式市場の大底でポジションを取らないと、配当以上の値下がりを受け、負ける可能性が存在すること。

・自分の体感だが、高配当投資家があまりにも多いので、底値近くになると定期的に買いが入り、どこが底値なのかよくわからないこと。

・高配当投資は、結局金持ちがキャッシュフローを得るための手法ですね。資産が1億円超えたら始めます笑。

・結局、高配当投資でも現状のような地合いでは、CP40%程は残す必要性を感じており、そうなるとインカムゲインの期待値をバリュー株投資と比較すると、

 

高配当株投資(税引後配当利回り3.5%と仮定)

PF内平均利回り(3.5%)×リスク資産比率(60%) = 2.1(%)の配当 - 減配リスク - 値下がりリスク

 

バリュー株投資(税引後配当利回り2.0%と仮定)

PF内平均利回り(2.0%)×リスク資産比率(90%) = 1.8(%)の配当 - わずかな値下がりリスク

 

これらのことから、下落リスクの小さいバリュー株投資を採用しようという結論に至った。

ただ、高配当投資は、配当面から見たバリュー株投資との見方もできるので、親戚のようなものだと考えており、双方の性質を持つハイブリッド銘柄が良いのではないかと考えた。

今後は、従来の高配当投資のデメリットを踏襲したバリュー株投資に方向転換する。

 

そのため、上のような条件に当てはまらないJT権利落ち後に売りました。

JTの売却理由は、

配当利回りから見たバリューはかなり高いが、その他の割安度指標が全然低くなくフェアバリューだと判断したから。

・ESG投資の影響であまりにも需給が悪すぎるため、全然今から半値もあり得る。

・以前、増配余力があると言っていたが、優待の分のコストを計算し忘れており、配当+優待の相コストを冷静にもう一度考え直すと、かなり増配余力が小さいことが判明したため。(自分の保有前提が覆った。完全にこれは自分のミス。)

 

せっかくなので、株に関する目標もここで

 

短期の目標

まず、簿記(3級)を取ろうかと思ってる。

バリュー株投資とある程度親和性が良いことと、大学院で会計をフェザータッチしてるので、そのままとっちゃってもええかなぁと。

 

あまり期待はしてないが、おまけ程度の配当金のみで奨学金を返済する。

半額免除の場合は、75,426(円/年)

免除なしの場合は、150,852(円/年)

 

免除なしの場合めっちゃ高くね笑笑笑???

免除なしだと、資産額が中期の目標レベルになるな笑

 

中期の目標

おまけ程度のインカムゲインで年20万円を達成する。

 

長期の目標

おまけ程度のインカムで年50万円を達成する。

高望みはせずにコツコツ現実的な目標を。これを達成出来ればさらに目標を新たに立てれば良い。