自分の新投資スタイルを確定していく 〜前編〜
*内容の半分以上が自分の備忘録。
4年前の19歳からいろんなものに投資(投機)してたけど
今の投資スタイルが社会人になってから同じように出来ない事に昨年気づき、昨年からは新しいスタイルを模索していた。
7月に入ったということは、2019年も半分終わり今年前半の反省をするにもちょうど良い時期なので、今年前半を振り返ってみる。
あと、今までの失敗経験、これからの生活スタイルから新スタイルに必要な手法のイメージが何となく出来上がってきたので、ある程度自分の投資スタイルを確定させるとともに投資ルールも決定する。今後はそれにある程度従って投資を行っていく事にする。
それを、今回の記事にまとめておいて半年後の年末に「実現できたか?」、「実際儲かったか?」、「社会人になっても続けられそうか?」という面から年末に再評価したい。
今年前半の反省点(備忘録)
思った以上にブログ更新が出来ていた件
昔の更新でブログ更新に関する目標を立てていたが、思った以上に更新できていた。(20週/26週 更新達成)
最近の内容は大した内容になっていないが...。
銘柄分析とか正直言うと1週間じゃ無理なんよな...。
とりあえず、習慣がついてきたこと自体を評価したいと思う。
ブログ更新に対するハードルが下がったことで、自分の考えをアウトプットする機会が増えて、自分の考えにより自信を持つことが出来るようになった。
さらに、自分の更新を後で見て客観的にみることができるメリットにも気づいた。
逆に言うと、自分の思考によりバイアスがかかっていることにもなるが、芯の部分は頑固であるべきだと思う。
下半期の目標(備忘録)
もう少しバイトを減らす
上半期の半分ぐらいにすること。
株を長期で保有することを目標とする
正確には、株を長期で保有することを目的とした銘柄をある程度持つ。
全部が全部こうゆう銘柄でなくても良いとは思う。
誰がカモなのかわからない時は、自分がカモである可能性が高い
インフルエンサー自体に、情弱から金を巻き上げるイメージがあり、もともと懐疑的に見ているのだが、最近インフルエンサーが言っている言葉で響いたものがあったので紹介する。
「会社に守られながら副業で攻めろ」
これ、俺が目指してるものを完全に言語化してくれて、いい表現だと思ったのでメモ。
文系の友人は、既に社会人になって1年以上たっており、国内で時価総額トップクラスの企業に行ったが、そんなところでも
「大企業の会社員なんて大半が頭腐ってる」と言っており、
若手会社員は、自分の利益、上司の利益、会社の利益の3人分の利益を稼ぐ必要があるとか何とかので、まぁ我慢ならんだろう。俺も去年、研究室に搾取されてたしな笑。
すごく言い方は悪いが、搾取するモノを持っている人、把握できている人・組織は強い。
2000万円問題で証券口座に登録する人が増えたそうだが、市場ではカモが自分になる可能性が高いので注意が必要だ。(かくいう自分にも当てはまるかもしれんが...笑)
自分もカモを持つ側の人間になりたい。
自分に合ったスタイルは何なのか?
今までの失敗の共通項を探す
以前更新した、今までの失敗集。
正直、これだけ失敗しとって何をいうかという感じだが、失敗の数だけ経験値が積まれると思う。
今までの投資で勝てたのは、分析が足りなくても地合いがどうにかしてくれるような、いわば早いもん勝ちみたいな状況だったと思われる。
しかし、これからはこんなイージーモードの相場が続くとは限らず、資産を守りながら増やす手法が必要であると感じた。
今までの失敗の共通項は、
・調査不足
・儲けたいという欲を優先し、マイナスリスクを把握してなかった。
・リスク許容度の管理が出来ていなかった。特に昔はポジポジ病だった。
1つ目は、衝動的に買うのがある意味いいこともあったので、プラスの意味もあり、マイナスの意味もある。
2つ目のことに気づいたのは最近で、特にマイナスのリスクを考えず欲を出したということが、大きな失敗につながったことがわかった。なので最近は、負の情報を綿密に調べるようにしている。
3つ目のことに関しては、これは以前からの課題でまだ解決していない。
特にこの3つ目のリスク許容度の管理(CP比率等)は、投資を始めた時からずっと悩んでおり、定期的にググっているのだがほぼ全くと言っていいほど参考になる情報がない。
ということは、もしかするとこれは正解のない、投資家の永遠の課題なのかもしれない。
しかし、これらのうち2つ目と3つ目を解決できる手法が存在した。
それが「バリュー株投資」だった。
基本的な戦略としては、時価総額と企業の真の価値の間の乖離値をとるという手法である。
この手法の良いところは、
・割安さを前提に買うので、売買タイミングへの依存度が他の投資法と比較して減少する。
・割安であるということは、安全性マージンが大きい銘柄を保有するということになるので、下落リスクが小さいことが多い。(2の問題に対する解決策)
・企業のPV(Present Value)を現在の状況から見るので、将来の成長性を予測する投資法よりも再現性がある。
(PVを測る方法でDCF法とか知ってるけど、あんなんで予測とか無理やw)
・株価の値上がりは、基本的にカタリストを待つ投資法であり、兼業の強みである「入金力」、「待つ余裕」が存分に活かせると考えたから。
・期待値が+の銘柄を持つことになるので、基本的にフルポジの人が多い。(3の問題に対する解決策)
デメリットは、
・バリュートラップが多い。(株価が割安なまま、ずっと放置されること。)
・なんせ動きが鈍いので利益が出るまでが遅い。
上半期は、高配当投資を行ってきたが、この手法にはこの手法のデメリットがあることがわかった。
・長期投資でいくなら高配当投資がいいと思っていたのだが、結局、高配当投資の難しいところは、株式市場の大底でポジションを取らないと、配当以上の値下がりを受け、負ける可能性が存在すること。
・自分の体感だが、高配当投資家があまりにも多いので、底値近くになると定期的に買いが入り、どこが底値なのかよくわからないこと。
・高配当投資は、結局金持ちがキャッシュフローを得るための手法ですね。資産が1億円超えたら始めます笑。
・結局、高配当投資でも現状のような地合いでは、CP40%程は残す必要性を感じており、そうなるとインカムゲインの期待値をバリュー株投資と比較すると、
高配当株投資(税引後配当利回り3.5%と仮定)
PF内平均利回り(3.5%)×リスク資産比率(60%) = 2.1(%)の配当 - 減配リスク - 値下がりリスク
バリュー株投資(税引後配当利回り2.0%と仮定)
PF内平均利回り(2.0%)×リスク資産比率(90%) = 1.8(%)の配当 - わずかな値下がりリスク
これらのことから、下落リスクの小さいバリュー株投資を採用しようという結論に至った。
ただ、高配当投資は、配当面から見たバリュー株投資との見方もできるので、親戚のようなものだと考えており、双方の性質を持つハイブリッド銘柄が良いのではないかと考えた。
今後は、従来の高配当投資のデメリットを踏襲したバリュー株投資に方向転換する。
そのため、上のような条件に当てはまらないJTを権利落ち後に売りました。
JTの売却理由は、
・配当利回りから見たバリューはかなり高いが、その他の割安度指標が全然低くなくフェアバリューだと判断したから。
・ESG投資の影響であまりにも需給が悪すぎるため、全然今から半値もあり得る。
・以前、増配余力があると言っていたが、優待の分のコストを計算し忘れており、配当+優待の相コストを冷静にもう一度考え直すと、かなり増配余力が小さいことが判明したため。(自分の保有前提が覆った。完全にこれは自分のミス。)
せっかくなので、株に関する目標もここで
短期の目標
まず、簿記(3級)を取ろうかと思ってる。
バリュー株投資とある程度親和性が良いことと、大学院で会計をフェザータッチしてるので、そのままとっちゃってもええかなぁと。
あまり期待はしてないが、おまけ程度の配当金のみで奨学金を返済する。
半額免除の場合は、75,426(円/年)
免除なしの場合は、150,852(円/年)
免除なしの場合めっちゃ高くね笑笑笑???
免除なしだと、資産額が中期の目標レベルになるな笑
中期の目標
おまけ程度のインカムゲインで年20万円を達成する。
長期の目標
おまけ程度のインカムで年50万円を達成する。
高望みはせずにコツコツ現実的な目標を。これを達成出来ればさらに目標を新たに立てれば良い。