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会計に必要な知識を整理 vol.4 損益計算書

前に貸借対照表について整理。

 

次は、損益計算書について説明。

損益計算書は、以前にも言っていたが

PL(Profit and Loss Statement)とも呼ぶ

何が書いているかというと以前の記事にあるやつを表にしたもの。

seiyafield.hateblo.jp

 

具体的には、下の表みたいな感じ。 

PL (Profit and Loss Statement)
売上高  
売上原価  
売上総利益  
販売費及び一般管理費  
営業利益  
  営業外収益  
  営業外費用  
経常利益  
  特別利益  
  特別損失  
税金等調整前当期純利益  
  法人税、住民税及び事業税  
  法人税調整額  
  少数株主利益  
当期純利益  

 

これを見て何がわかるのか確認していく。

 

この表を見てわかることは、企業の収益性。あとは、企業の効率性がわかる。

この表を構成する主なものは

「売上高」「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「税引前利益」「当期純利益

である。

どんな風に見るかを下にざっくり書くと

 

「売上高」...同業種と比較してどこが一番売れているかを判定することができる。企業の収入源。売上高は、企業のブランドを決めるところでもあるので重要。

 

売上総利益」...売上総利益率を見るとどれだけ効率的に原価を落とせているかがわかる。IT企業とか、コンサルとかは原料がないので「売上高」≒「売上総利益」。

 

「営業利益」...おそらく、一般人が一番目につく単語。営業利益率は、ある企業の本業の効率性がわかる。メーカーの平均営利率は確か5%程。

 

「経常利益」...営業利益 + (受取利息、配当金、持分法による関連会社の利益、為替差益等) - (支払利息、持分法による関連会社の損失、為替差損等)。要は、本業以外での損益も含めたものを見ることができる。

 

「税引前利益」...経常利益から特別利益、特別損失を計算したもの。

 

当期純利益」...税引前利益から法人税とかを払ったもの。(実際の計算は、ちょっと複雑なので省略)

 

損益計算書は、企業が稼ぐための効率性、稼ぐ力を見ることができる。

 

例えば、営業利益率が良い会社は稼いでいるとよく言われている。

メーカーの平均は約5%であるが 、パッと思いつく稼いでる会社といえば「キーエンス」。

キーエンス」という会社は営業利益率50%を超える企業。

メーカーの平均より10倍効率よく稼いでいるということであるw (ヤバくねw?)

めちゃくちゃ稼いでるみたいやけど今度決算書もみてみる。

 

〜まとめ〜 

損益計算書を見ると最近の経営の効率の良さがわかる。当然ながら、経営の効率の良さは良い方がいいので他の企業と比較する必要がある。