平成の投資を振り返る『今までの失敗』
今週の更新〜
最近、また忙しくなってきたので、6月中旬までブログ更新の頻度を下げる予定。
4月下旬: GWと以前出していた論文修正
5月上旬: GWと5月中旬の学会に向け資料作成
5月中旬: 学会発表とその報告書作成
5月下旬〜6月中旬: 次の国際学会に出す論文執筆
それ以降: 全銘柄アナログスクリーニングの続き
今日は平成最後の日という事で、平成最後のブログ更新。
次の令和で平成の二の舞を起こさないように平成の投資を振り返って失敗した事を書き残す。
これを読んでいる人からしたら成功事例を書いてもしょうもないだろうし、特に自分は、昔から失敗経験を糧にフィードバックを得て成長してきたので、この更新を今後の自分への戒めとする。
ちなみに、自分の人生で一番最初に経験した大きな失敗経験としては、高校入試の推薦入試。
高校入試の推薦入試では、地元学区内で最難関と言われている学校の特別なコースを受験した。
当時の自分は、中学校内のテストで常にトップクラス。通っていた塾ではそのコースへの合格者が定員の過半数かつ、そのコースを目指しているクラス内でも10位以内の成績だったので余裕ぶって最後の1ヶ月ほどだれてしまっていた。
また、当日雪が降るほど寒かったのでカイロを6枚ほど仕込んでいた。
この2つの事項が重なり、試験当日では実力を発揮せぬまま落ちてしまった。
まず、最後の方勉強がだれていたので試験当日の初見問題に対する対応力が低下していた。
教室は思ったより暖かくカイロを貼りすぎたせいで頭がボーっとして数学の時間10分ほどを無駄にし、時間が足りず残りの問題の回答も中途半端になった。
この事から以下の2点のフィードバックを得た。
大事なイベント(受験・大会等)がある時は、本番がピークになるようにパフォーマンス、コンディションのみならず、気持ちも制御する事が大事である。
本番当日のあらゆるシミュレーションを行う事が大事である。
受かると思っていた受験に落ちた悔しさは言いようがないほど悔しかったのを覚えている。また、本番に結果を出さなければそこまでの努力は全て無駄になるという事を身をもって体験した。
ちなみに今は、そこからコストパフォーマンスの最大化を追求する人間かつ結果主義者になったので、この経験は非常に役に立っていると思う。
今週の個人的気になったニュース一覧
ヤフー改名するってよ
LINE、赤字だってよ
日本はやっぱりアメリカの属国
アリババ × 資生堂
孫さん
茶番か笑?
俺のイメージしてる将来に近づいてきた
銀行またか〜
銀行がフィンテックを恐れている事が如実に出るようなニュースって、ある意味暗号通貨から見るとプラスの要因ではあるな。
日本を代表するメガバンクがこれほどまでに人員を削減すると言う事は、日本を代表する企業に勤めている中でも上役の人たちが、フィンテックを恐れていると言うことに言い換える事ができるはず。つまり、メガバンクの上役の人たちはそれほどまでにフィンテクックが台頭してくる未来を見ていると考える事が出来るのではないだろうか。
あくまで自論だが...。
今週の気になったワード一覧
エバーレーン、オンラインSPA
ファストリが恐れる米アパレル「エバーレーン」:日経ビジネス電子版
企業決算続々
大企業で特に気になったのは、日産は、決算ヤバくてドボン。
ファナックは割とファ○ックな決算に見えたが全然下がってなかった。
今までの投資歴
そもそも投資いつ始めたか
投資歴は勉強期間も含めると、大学2回生の前期からだから多分ちょうど4年ぐらいだと思う。
投資スタイル
イベント投資
最初2年ほどは、FXでイベント投資(投機寄り)を行なっていた。市場のボラティリティが大きい日に相場の波に乗っていく(飲まれていく)投資を行っていた。
超短期投資。
投資を始めてから一番最初に経験した大きなイベントは、2016/06/23の「Brexit」
不祥事は買い投資
最初から現在まで続けている手法。
企業の不祥事による暴落からのリバ狙いでキャピタルゲインを狙っている。
短期〜中期のスキャルピング。ちなみに、この手法の稼ぎが一番大きい。
昔の更新で書いたことあると思うが、この手法で「買い」だったのが「マクドナルド」
高配当投資
2年ぐらい前からは、社会人になった時の投資手法も勉強しておく必要があることを悟り、インカムメインの投資も行なっていこうと考え勉強を始めた。
これが失敗の原因となった一つでもある事例につながる。
高配当×バリュー投資(インカム投資の一種)
これに関しては、1.5年ほど前から勉強している。
このタイプの銘柄の主な戦略は、高配当銘柄を買い、その配当によって再投資を行い、株数を増やしていく複利投資手法。さらに、高配当株のデメリットである株売却時の株価減少による利益の低下を防ぐために、高配当の中でも、株価が下がりにくいと考えられるバリュー株を選択する。
高配当投資で失敗した経験から、買値から下がりにくい高配当が欲しいと考えていたことからこの手法に行き着いた。
高配当×バリュー株を選択する初期の勉強コストは大きかった。しかし、高配当株、バリュー株どちらかの条件の銘柄は多いが、両方の条件に引っかかる銘柄が比較的少ないので逆に管理が簡単な手法であり、社会人になった時の手法に向いていると考えた。
長期投資なので、まだ儲かってはない。というか、まだ銘柄が決まっていない。しかし、今後の収益の柱の一つとなる銘柄を選択するつもりだ。
最近は、具体的な銘柄も言えるようになった(と思う)。
「平安レイ」とかが、このタイプの銘柄に属すると思う。
成長株投資
半年前ほどから、今も勉強しているのがこれだ。
ドリーム株を掴むための投資法。ダブルバガー銘柄を手に入れるため、今まで別の投資法や、大学院の授業で学習してきた、「業績面から見た評価」、「資産面から見た評価」、「ビジネスモデルから見た評価」、「市場動向から見た評価」、「組織力から見た評価」、「株式市場から見た評価」。
これら全てを複合的に考慮して将来性を考察し、銘柄を選択するいわば、「投資の王道」
これは、まだ勉強中なので売買はしてない。知らず知らずのうちに今まで買った銘柄であるかも。
今までの投資における失敗
1. FXにおける失敗
これは、Brexitの日の午後の失敗談。状況としては、日本時間の午前には、イギリスは、ほぼEU離脱が若干優勢で、午後になるとほぼEU離脱が確定した状況だった。
よくよく考えたら、午前でポンド/円は、その日まで2ヶ月ぐらいで-10%、Brexitの日の前半で、-15%程の大暴落を起こしていたので、今普通に考えたら不安感の払拭リバでポンドが買われるはずなのに、離脱が確定してからも売りポジションを新規で入れた事が失敗した。その後、ポンド円は、みるみる上昇していった。
2時間で投資用資金の22%溶かしたのを覚えているwwwww
2. FXにおける失敗
投資スタイルのところでも買いたが、高配当投資で一度やらかしている。
具体的には、トルコリラ/円の高配当スワップ投資でやらかしている。
もともと、高インフレ通貨は、値下がりしていくのが常であるという事は知っていたが、トルコリラ安による時価低減をスワップ金利による収益で打ち消しつつ、安くなったトルコリラを同じ金額でさらに大きい枚数で買い、雪だるま式に増やしていく算段だったのだが、途中で大きなミスに気づいた。
政策金利は変わっていないはずなのに、おかしい。
何かがおかしいと思って調べてみると、スワップ金利の金額は、為替レートの相乗効果を受けるという事が判明した。
どういう事かというと、まず、トルコと日本の金利差が10%あるとし、自分は、1000トルコリラを持っているとする。すると、1日ごとに100リラのスワップがつく。
トルコリラのレートが1リラ/25円である時、それを日本円に変換されるので、2500円のスワップがつく。
また、別の日のレートで、1リラ/20円の5円の円高状態になったとする。政策金利は変わっていないので、100リラのスワップがつく。しかし、これを日本円に変換した時2000円のスワップがつく。
この原理に気づいた時、この投資手法は失敗であると気づいた。その後、すぐに売却したwww
この投資手法、誰かのブログで見たとかでもなく、自分で考えついた手法だったから、当時は自分天才やとか思ってたけど、投資対象に関する全てのリスクを管理しきれていない無能だったwww
3. 暗号通貨による失敗。
これは、暗号通貨がバブルから弾けた時に新規注文を追加したことと、コインチェックのXEM流出→口座凍結事件のことだ。
自分、実はビットコインの取引を1ビットコインが6万円台の時からしていた。当時、オリンピック関連銘柄をあさっており、沖電気工業とかが上がるかなぁって思って探してるついでに見かけたのがビットコインだった。たまたま、その半月ほど前にサトシ・ナカモトの話をテレビで見たので気になって調べたら、自分の専攻である情報系の技術の中に「こんな技術があるのか!」と、すごく衝撃を受けたことを覚えている。
当時は、bitFlyerで取引していたんだが、友人に教えられたコインチェックのUIが好きすぎてコインチェックに乗り換えた。
この失敗談には2つの失敗が含まれている。まず1つは、暗号通貨は株で言ったら成長株のようなもので、熱狂的な価格水準までいた。
最近の例で見ると、ZOZOのような成長株みたく一旦下落したら、妥当な値まで戻るまでかなりの値下げを食らうという成長株投資の基本に当てはめる事が出来なかった事で、新規で入れた注文でかなりの損失を食らった。
2つ目は、コインチェックが正しいセキュリティ対策を行っておらず、XEMが流出し、口座凍結を食らった事だ。
この凍結事件の間に暗号通貨投資用資金全体から見ると-30%程の下落を受けた。まぁ、暗号通貨トータルではかなり儲けさせてもらったからええんやが...。結構最近の事件だから、投資元本も前2つよりも大きい時にした失敗なので、損失額はダントツでデカかった...。
苦い思い出になったわw。それはそうと最近、暗号通貨また上がってきてるねw
失敗経験から学んだこと
1.期待で買って事実で売る
失敗1は逆の期待で売って事実で買うだったけど、まさにこれですよ。
今後は、これを意識していきます。
2. 高金利通貨はインフレ率に注意
高金利通貨で失敗しましたが、自分の投資の仕方、タイミングがクソだっただけで、決して高金利通貨がクソなわけではないと思う。例えば、オーストラリアドルなら、金利はそこそこ高く、トルコほど、インフレ率も高くないと思われる。まぁ、多分もうやらんけどwww
3. 落ちてきたナイフは本当に買いなのかを判断する
落ちてきたナイフを掴むなという投資の名言があるが、まさにその通りであると感じた。
最近は、落ちてきたナイフではなく落ちているナイフを拾う練習をしているから頑張るでな。
次に失敗しそうな事
大学院を文系と理系のハイブリッドな研究科にしたので、経営系や財務系などの個別企業の知識は、ある程度の知識が入った。もし今後知らない事が出てきても勉強の仕方がわかるので対応可能である。
おそらく、次失敗するとしたら、知識量が少ない経済系から生じる失敗だと思われる。
経済系も勉強していきたいんやがなぁ...。どうやってやっていこうか...。
将来的には、外国株とかもやっていくつもりやから絶対避けては通れない道なんだが...。
同じ大学の経済学部行った友達に聞いてみるかぁ。
あと、今後は出来るだけ株の売買記録を事後報告ではなく事前報告にしようと考えている。
購入検討銘柄と自分の考察と何円ぐらいで買いたいかを買いていきたい。自分で書いた更新を見れば、自分の意見を客観的に、批判的に見れるからいいと思う。そこで、考え直して後でやめとこうとかも変えられるかもしれないし。
これは、ぜひ実行していきたい。