今日は、ブログに数年ぶりの銘柄研究を投入。
これからもやってくけど
あまり人様に見せたことは無かったので緊張する。
今日の銘柄は以前ブログで出したサイバーダイン。
サイバーダインと言えば
ターミネーターに出てくるやつが思い浮かぶ。
ウィキペディアいわく
創業者もターミネーターが好きだそうだ笑
とりあえず、営利とかは数年分SBIのアプリで見てて
ずっと赤字やなぁと思いながらみてたんやけど
BS、PL、CSも見ながら
2016年度と2017年度の2年分の比較を行っていこうと思う
2年以上前は、時間あるときにしよかな
決算書みて気になったところを抽出。
(単位は、100万円)
BS | 2016 | 2017 | 2018 |
流動資産 | |||
現金及び現金相当物 | 18,462 | 13,378 | 10,820 |
営業債権、その他債権 | 573 | 379 | 385 |
棚卸資産 | 450 | 527 | 565 |
・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ |
流動資産合計 | 41,062 | 34,405 | 31,807 |
非流動資産 | |||
有形固定資産 | 5,084 | 10,603 | 11,339 |
その他の金融資産 | 975 | 2,069 | 2,406 |
持分法の投資 | - | - | 474 |
・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ |
非流動資産合計 | 6,681 | 13,307 | 14,791 |
資産合計 | 47,743 | 47,712 | 46,598 |
BS | 2016 | 2017 | 2018 |
負債 | |||
流動負債 | |||
1年以内償還予定の転換社債型 | 19,926 | - | - |
・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ |
流動負債合計 | 20,382 | 567 | 659 |
負債合計 | 20,602 | 975 | 925 |
資本 | |||
資本金 | 16,512 | 26,744 | 26,774 |
資本剰余金 | 16,331 | 26,495 | 26,495 |
・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ |
資本合計 | 27,141 | 46,737 | 45,674 |
負債及び資本合計 | 47,743 | 47,712 | 46,598 |
PL | 2017 | 2018 |
売上高 | 1,660 | 1,728 |
売上原価 | 587 | 523 |
売上総利益 | 1,072 | 1,204 |
営業利益 | ▲697 | ▲659 |
税引前利益 | ▲648 | ▲672 |
・・・ | ・・・ | ・・・ |
当期純利益 | ▲697 | ▲678 |
CS | 2017 | 2018 |
営業CF | 570 | ▲62 |
有形固定資産の取得 | ▲6597 | ▲1077 |
・・・ | ・・・ | ・・・ |
投資CF | ▲5548 | ▲2484 |
財務CF | ▲110 | ▲23 |
現金等期首残高 | 18,462 | 13,378 |
現金等増減額 | ▲5083 | ▲2558 |
現金等期末残高 | 13,378 | 10,820 |
BSで気になったのは
・現金及び現金相当物が2年で半分になってること
・営業負債等が 減っていること
・棚卸資産が微増していること
・有形固定資産が2倍になっていること
・流動資産が減少し、非流動資産が増加していること(設備投資を行なっている。)
・転換型社債が株式に変更された?
PL
・営業利益、当期純利益がともに赤字であること
・研究費が約1億円減少
CS
・営業CFは減価償却費とかの分を取り除けば営業利益よりはよくなっている。
・キャッシュの増減は、ほぼ投資CFと一致する。
会計で見れるのは過去と現在までの土台で
これで未来がわかるわけではないので
株価どうなるの?って話やけど
まず、以下の点に注目したい
・会計見た感じ、最近は安定志向だと考えられる。
・CEOが筑波大の教授。(筑波大の工学博士を持っている)
・ビジネスモデルの中核は、レンタル、リース。
・介護分野でも高齢者が高齢者を介護する時代がやってこれば、特別需要が発生すると考えられる。
・ロボットスーツは、悪用もできる。(日本で一度、変なことされるとかなりの規制が入る可能性がある。)
会計を見た結果から自己資本比率の高さ、研究費の抑制、PLの雰囲気が2年間を通してほぼ同じであったことが気になった。
正直、この会社は
何か新しいビジネスプランを立てるか
特別需要などで、一発当てないとジリ貧になると思われる。
やはり、技術も経営もできるといった
スティーブ・ジョブスのような人は
かなり稀で、経営者いないの?(いると思う)ってイメージ。
やっぱり、大学院の授業受けてても
経営に触れている先生方は、自分では考えつかないような
ビジネスモデルをさらっと口にしたりする。
ロボットスーツの需要についてだが
ロボットスーツが必要になると考えられる業界としては
・工事現場
・介護業界
が、考えられる。(たぶん、もっとある)
工事現場に関する知識はあまり無いので
よくわからないが(今度調べます)
今、介護業界で労働力の主力となっているのは若者であり。
そもそも介護業界自体にお金がない。
お客さんが年金で暮らす高齢者なので…。
そこで、高齢者が介護業界で働く場合を考えると
ロボットスーツが必要になると考えられる。
しかし、この場合でも
労働者への賃金とロボットスーツへの費用がダブルでかかるので
なんとも言えない感じになってしまう。
という感じで総合的にみると
しばらくは無しかなぁって感じ
安定志向が今後続くなら
自己株式の買収とかがあれば
一時的に株価上がると思われるが
何か決定打がない限り継続的には厳しそう。