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会計に必要な知識を整理 vol.7 企業の安全性指標

今日は、貸借対照表の応用版

貸借対照表は、昔書いたBSってやつ

seiyafield.hateblo.jp

 

これ見ると企業の資産状況がわかる。

主に、安全性を確認するときに見る。

なんか、買いたい株あんねんけど

この企業倒産したりせえへんよなぁってゆうときに見たい指標。

 

最近、経営破綻した企業見るのが手っ取り早いから

そうゆう企業を適当にあげると

スカイマーク」、「パナソニックプラズマディスプレイ

10年ぐらい前?やと「JAL」とか

あと、最近でやばかったのは「東芝」。

東芝」は結局、稼ぎ頭のメモリ事業を売っぱらったので

何とか、金をつくることはできた感じ。

東芝」に関しては

おいおい銘柄研究で説明するつもりなので

そのときに見ていく感じで。 

 

貸借対照表で俺がよくみる、主な安全性指標は以下の4つ

上のもの程、より短期的な安全性を見ることができる。

 

・手元流動性...(現預金 + すぐに売れる資産 + すぐに借りることのできる与信枠) ÷ 月商

当座比率...当座資産 ÷ 流動負債

流動比率...流動資産 ÷ 流動負債

自己資本比率...純資産 ÷ 総資産

 

手元流動性は、(現預金 + すぐに売れる資産 + すぐに借りることのできる与信枠) ÷ 月商

で計算することができる。

分子は、現預金や、すぐに売れる資産(証券とか)に、銀行からすぐに借り入れ可能な枠を合計すると出る。

分母の月商は、売上高 ÷ 12で出る。

この指標は、すぐに使えるお金が月商の何ヶ月分あるかという指標。

大企業は、1ヶ月分、中堅企業は、1.5ヶ月分

中小企業は、1.7ヶ月分あれば良いとされている。

 

 

当座比率は、当座資産 ÷ 流動負債で計算することができる。

当座資産とは、現預金、有価証券、売掛け金及び受取手形の合計から貸倒し引当金を引いたもの。

要は、流動資産の中でもより現金化しやすいものの合計。

資金繰りの能力を見る際にも使われる。

業種によるが一般的には、0.9以上だと安全。

 

流動比率とは、流動資産 ÷ 流動負債で計算することが出来る。

流動負債とは、1年以内に返済義務のある負債。

流動資産とは、現金とか、証券とかの現金に近いものの合計金額。

流動比率が1を切っているということは、分母の流動負債の方が大きいということになるので

負債の返済ができないということになる。

ちなみに、流動負債の中の「支払手形」を返せないのが2回起こると銀行から借入できなくなり、倒産という形になる。

業種によるが一般的には、1.2以上だと安全。

 

自己資本比率とは、純資産 ÷ 総資産で計算することが出来る。

企業の長期的な安全性を調べるときに見る。

*自社株多いと、自己資本比率は低くなるのでそこだけ注意。